前回vol.1ではバンド始めたキッカケでした。今回はその続きになります。
前回までのあらすじ
THE PRIVATESの延原がやってたTHE SECTにベースで加入
それからアマチュアバンドをいくつかやってて、そしてアナーキーのツアーで一緒に新潟まで行く事になったりとかしたんだよな~。
そしてその頃のバンド終わったと同時に、THE PRIVATESの延原がやってたTHE SECTにベースで加入するの。その時ってTHE SECTって延原以外が脱退しててメンバー1人の状態で、ちょうどその時にベース候補として上がったのが、俺と別に1人いたの。
結果的にナミジンさんになるわけですね?
そうだね。結果的に俺になって、やっとメンバー二人になって、後のTHE PRIVATESのギターのショーネン(手塚稔)がメンバー募集で入ってきて(笑)。それで第二期のTHE SECTとして活動して、しばらくやってた。そして少し経ってから俺がTHE SECTを辞めちゃったの。そして俺が抜けた一年後に再び延原とショーネンが再結集して活動するようになったのがTHE PRIVATES。
えぇー!そうやって出来たのがTHE PRIVATESだったって知らなかったです。
メンバーとしては延原とショーネンはそのままで
ベースとドラムが新しくメンバーになっていくんですね?
そう!そのうちにアンジーの岡やん(岡本雅彦)が加入するの。アンジー加入前の岡やんがTHE PRIVATESだった時あるんだよ。
えぇーーー!!!
実は俺、岡やんよりも前にベースだった時があるの。
岡本さんって最初から東京に居たんですか?
岡やん、その時は東京に居たの。プライベーツ辞めて一回地元に帰って、今度はアンジーになって東京に帰ってきたの。意外でしょ?
一度帰って、また東京に舞い戻るってすごいですね!
マネージャーやってくれって言われて、マネージャーをやる事に
そしてTHE SECTを抜けた後も色々バンドをやってたけど、何かパッとしねぇーなーって、どうしようか思ってた時に、延原からマネージャーやってくれって言われて、えぇーなんで俺が?って昨日まで一緒にやってたメンバーのマネジャーやんなきゃいけねーんだよ!って思ったんだけど、でもなんか面白そうだから、ライブツアーについて行ったの。一度ツアー付いて行ってみて考えてみようかなって、それが意外と楽しくてさ(笑)
ツアーって楽しみしかないじゃないですか(笑)
楽しかったからマネージャーする事になったわけ(笑)そしたら、その当時トントン拍子にプライベーツがメジャーまで決まっちゃったの。
ナミジンさんは、プライベーツがインディーズの時からマネージャーだったんですね。
そう!ちょうどキャプテンレコードから一枚出したぐらいだったかな。プライベーツに丁度メジャーから声がかかり始めて、レコード会社の数社から声がかかってたの。俺がマネージャーになって、まずはじめにやった事は、友達が東芝EMIに居たから、その友達のところにプライベーツ持っていったの。すごく気に入ってくれて、そしたらそのまま偉い人まで勢いで行っちゃって、「よし!うちがプライベーツやろう!」って本当に気持ち悪いぐらいにトントン拍子に決まったの。
そこまでいくと、何か気持ちわるいって分かります。
でも事務所なくて、メンバーとマネージャーの俺しか居ない状況だったから東芝EMIが自ら事務所を探します!って、東芝EMIからデビューを前提にした話で、今でも思うけど、すごい話だよね。
それで結果、事務所はどうなったんですか?
候補として最後まで残ったのが超有名バンドが所属してた「〇〇○○」と、サザンオールスターズが所属する「アミューズ」。結果的に、東芝EMIとアミューズでTHE PRIVATESをやる事になった感じだね。
そうだったんですね~。あのアミューズってすごいですね!
俺もマネージャーとしてアミューズに行くことになって、それまではアマチュアバンドのマネージャーだったから、アミューズでは結構鍛えられたよ。今にして思えばすべて良い経験だし、良い思い出かな。
そこで、しっかり経験を積んだんですね!
それから4年ぐらいしたら、プライベーツがアミューズとの契約終了しちゃって。じゃあこれを期に、自分の仕事をしたいって思い始めて、プライベーツとたもとを別れていこうと考えてる最中、たまたまプライベーツの移籍先に名乗りあげてくれたのが、ファイブ・ディーの人とディスクガレージの人だった。ただ俺が一緒ならばプライベーツのマネジメントを引き受けてくれる事になって、じゃあ2年間だけマネージャーを続ける事になってファイブ・ディーの中に新たなマネジメントオフィス「スターチャイルド」を作って行くことになったの。プライベーツでアミューズに4年、スターチャイルドで2年の通算6年間マネージャーでやってたんだよね。
ナミジンさんが節目節目のキーパーソンになってたんですね。
vol.3に続きます。
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